看護師さん、いててててぇ~!

2008年04月21日

今日は、おそるべし抗がん剤点滴の日。

 

運転ができなくなったので、病院まで

 

イワちゃんとカナヤちゃんに連れていってもらいました。

 

 


『遠くの親戚より 近くのおばさん』

 


ありがたい~。

 

 

点滴の前に、血液検査を受け、腫瘍マーカーのグラフを見て、

 


「あああ、また数値が悪くなったな…」と毎週がっかりするのですが、

 

その前にコワ~イのが、採血。

 

 

あたしの両腕は、リンパ浮腫で、採血ができなくなったもんで、

 

足の甲に針を刺して、採血しているの。

 

 

 

これが、もぅ~痛いのなんのって!! 

 

今日は、思わず「いててててぇ~!」と、叫んでしまいました。

 

看護師さん、痛いんだってば。

 

 

 

ついでに、こんな要望をしました。

 


「あのー、化学療法室って、入るだけで、足が重たくなる部屋なんですけど、

 

せめてぱぁっと目に入る色は、明るい色にならんですか? 

 


たとえば、この部屋においている抗がん剤点滴イスの膝掛けの色って、さぶい…。

 


グリーンのイスに水色の膝掛け、ベビーピンクのカーテン、白い壁…じゃね、

 

なんか心が痛いか~んじ。」と。

 

 


すると一緒にいたドクターが、

 

「なるほど…看護師さん、タオルケットは、買い換えができますね。

 

本当に、色と心って大切ですからね」と言ってました。

 

 


思ったことは、言ってみるもんだなぁと思った。

 

 

 

そうそう、こんなこともあった。


化学療法室で抗がん剤を受けているおばちゃんたちに、

 

「おたくは、何の抗がん剤ですか?」と聞いてみたんだけど、

 

5人のうち4人が「知りません。お医者さんにまかせてます」というお返事でした。

 

 

あたしみたいに、

 

「今日もタキソール120ミリですか?」

 

なんて看護師さんにいちいち確認する患者なんて、めったにいないのだ。

 

 


そっか、知らないほうが気楽かもしれないなあ。

 

あたしのように、多少知ったうえで、落ち込んだりあせったりしているって、

 

性分だからしかたないけど、残酷かもね。

 

 


10年目の転移、17年目の転移…と、乳がんは忘れた頃に復活する

 

やっかいな病気。

 

 


私は、6年目に再発。7年目に転移。8年目にさらに転移…

 

どう考えても、天国に近いところにいますわ。

 

時間は宝物。

 

なのに、ぼおーっと天井を見つめて、ため息をついているこの頃。

 

昨晩は、涙がほろりとこぼれて、夜中に創ちゃんやミサコロちゃんに電話して、

 

グチグチこぼしました。

 

時々プッツンこわくなるのです。

 

 

 

「失ったものを数えるな、残されたものを最大限に生かせ」

 


そう、つぶやきながらも、だるくてイマイチ体が動かない私。

 

オリンピックに反対して、走ったり隠れたり、キレたりしている人をみると、

 

元気でいいですねえと、ものすご~く、うらやましくなる。

 

 

あ、今日も、大分放送のカメラがくっついてきていました。

 

約4ケ月間、一緒にいるので、空気みたいですわ。

 

 


緊張感ありません。

 

心がふわふわやさしいヤングクルーなので、気楽です。

 


気づいたら、「あ、また、いるわ」って存在。

 

どんな番組に編集されるか、楽しみです。

 


5月5日の子どもの日、午後3時から1時間特別番組で大分放送で放送予定。

 


全国放送もその日、13分くらいあるらしいですが、

 

詳しい日時は、はっきり決まったらお知らせしますね!

 

 

点滴を受けながら「モリー先生との火曜日 NHK出版950円」 を

 

読んでいます。

 

何回も読んだので覚えたくらい好きな本。

 

 


『道ありき 三浦綾子 (新調文庫)』も。

 

 

死に近く、生を考える三浦さんの言葉は、好きですもん。

 

 

 

では、おやすみなさいませませ。

 

 

 

おまけ

 

 

昨日やってきた高校生たち。

ただいま、一緒に絵本を創っています。

創作は、想いがあってこそ。

山ちゃんは、もしかして寺子屋みたいなことをしているもかも…?

 




コメントをどうぞ!

とてもとても私には解らない領域を、恐い恐い、淋しい、悔しい、悲しい思いで、サポーターは真ちゃんをはじめ沢山いるけれど一人で歩いているんだね。よく人間は最後は一人だよといわれるけれど。
でも凄い、医療者に進言し、それが受け入れられる、それくらい大切なこと、皆がうっかりしていること、に発言できるんだもの。好きだなー。いいと思ったことにははっきりいうこと。
私の住む東京都千代田区は歩きタバコ禁なのだけ禁を侵して人いるんだよね。「あのー、すみません、ここは-----」というと「あっ」と止める人が多い。でも時々じろっとにらみ返し殺気を感じることもあるんだ。止めようかな、おっかないから。でも正義の味方、やっぱり山ちゃんに見習って思ったことは実行する。一寸次元が異なるけれど。

投稿者堀口 雅子:2008年04月22日 02:14

以前、お手紙を出した中村です。

久々に山ちゃんのブログを開きました。今日も、生きていてくれてありがとう。

私も大学院では新年度が始まり、気分的にも体力的にもきつい日々が続いていますが、こういった山ちゃんの生きる姿に自分の甘さを痛感します。

投稿者中村綾子:2008年04月22日 12:11

私は乳癌の手術をしてからもうすぐ丸5年になります。5年たったら大丈夫なような淡い希望がありますが、周りの患者仲間にも“忘れた頃の再発・転移”がありました。

ああ、時々こわくなる、というその時に痛む手足をマッサージしてあげたいなあ、もうちょっと近かったらなあ・・・関西から心だけ山ちゃんのところに飛ばしますね。

投稿者みどり:2008年04月23日 00:32