山ちゃんの“見合い恋愛”物語 第3話
「それ、ワシが食べていいですか?」
(写真有り)
どうしてスパゲッテイをたのんだのかわからないけれど、
二人とも慣れないフオークを使ってランチをした。
けれど、ウブな?私は、胸いっぱい。
緊張して半分残していると…真ちゃんがそのお皿をのぞいてこう言った。
「それ、食べんのですか? もったいねえ。
ワシがもろうて食べていいですか?」
真ちゃんは、私の残したスパゲッテイを、あたりまえの顔して食べてしもうた。
パクパク食べる真ちゃんを見て、こんなにおいしそうに食べる人なら、
きっとイイ人じゃろうと思った。
食べ終わると真ちゃんは言った。
「えっ~と、今から、どこか行きたいところはないですか?」
「あのう…この近くに障害を持ったこどもたちの
ボランテイアをしている会があって、あたし、
そこで運動会の準備をしているんですが、
紅白の大玉転がしの玉がまだできてないんで創りたいです。
あたし、運動会の実行委員長なんです」と言うと、
「じゃあ、行きましょう!」と言って、すぐに移動。
午後から夕方まで、二人でひたすら紅白の紙を貼る作業をした。
運動会の大玉ころがしの玉。これを真ちゃんと紙を貼りました。
運動会準備の様子。右端が山ちゃん。後ろ姿が真ちゃん。
これが最初のデートだった。
帰りの車の中で、真ちゃんはこう言った。
「あの…ぼくは、あなたと同じ活動はできませんが、
あなたがやりたいことの邪魔はしません」
「せっかく仕事を続けるなら、大分県で一番よくやっているといわれるくらいの
養護教諭になってくださいね」
それっていいじゃん!!それでよし!と心の中で思った。
帰宅したら、父がいつものように工場で、お菓子を創っていた。
「泉、どうじゃったか?」と言うので
「ありゃ、良かったで~」と言った。
父はニコっと笑った。
その日の夜、真ちゃんから電話がかかった。
「今日はありがとうございました。実は、ひとことお礼が言いたくて。
今日私の車に乗るときに、くつの裏についた泥を落としてから乗ってくれましたね。
私は、それが嬉しかったんです。
私の車は役場では、一番ボロな中古の車です。
その古い車に乗るのにくつの泥を落として乗ってくれたのが
嬉しくて…電話しました。ありがとうございます。」と言うのだ。
そういえば…ちょうど雨上がりだったから、
土がいっぱい靴についていたので、トントンと落として乗ったっけ??
そんだけのことなのに、えらく喜んでいた。
つづく!
コメントをどうぞ!
なれそめを拝読しただけなのに
感動してうるうるしちゃいました。(涙腺が弱いもので…)
泉さんのような方もなかなかいませんが
真ちゃんのような方もなかなかいませんね!
出会うべくして出会った2人という感じがします。
いいお話をありがとうございます。
好奇心旺盛なもので
その先も楽しみにしていますね!!
投稿者小田原 A.M:2008年06月25日 20:47
山ちゃん、御無沙汰しております。只今、鹿児島で夏に開く全国大会の準備で大忙し。この山ちゃんブログで毎日元気をもらっています。
真ちゃんとのなれそめ話。いいなあ…。断片的には聞いたことがあるけれど、やっぱり素敵な出逢いだったんですね。
そうそう、真ちゃんのコラムもとってもよかったです。
投稿者村末勇介:2008年06月25日 22:48
なんて素敵なお二人なんでしょう!いろんな偶然があって、でも神様がこの二人を出会わせようとしてくれたような気もする・・・
続きが楽しみです。無理のない範囲で早く続きを読ませてくださいね(プレッシャー?)
投稿者みどり:2008年06月25日 23:24
投稿されたコメントは要承認コメントとして取り扱われ、承認作業が完了するまで表示されないことがあります。
