「あんたは?」
今年の6月に、甲府の内藤いづみ先生のクリニックで点滴を受けているとき、たまたま隣のベッドでカーテンごしに点滴を受けていたのが、この中学校の養護教諭、清水先生だった。
という偶然の出会いがきっかけで、すっかりお友達になり、「次に内藤先生ところに点滴へ来るときに、ちょっと寄ってよ!」というお声がかかったのです。退職して、はじめて、他校の中学生を前に授業をしました。
やはり…血が騒ぎました。
そうそう! 今どきの中学生って、こんなふうにカラっと笑い、こんなしぐさで、モジモジして、でも、目が正直に反応するのよね~と、昔(と言っても8ヶ月前)をなつかしく思い出しました。
お行儀よく座っている中学生の間に割り込んで、マイクを向けて
「あんた、どう思う?」
「あんた、今何を感じてる?」
「あんたは?」
としゃべらせようとするおばさんに、
「おばさん、そんな…初対面の人に、あれこれ質問されたって、ボク困る」
「あたしも…そんなに、マイクつきつけないで!」
と、目で訴えていたのはわかりましたが、おばさんはへっちゃらです。
中学生には、慣れてる。免疫があります。ははっ。
好きなように語り、じわじわ近づき、やりとりしながら、気持ちよく授業をさせていただきました。はじめは、うつむいて眠っていた中学生が、最後は、まっすぐこちらを見て、その瞳がキラリと光っていたので、うれしかったです。
押原中学校の3年生は「いのちの授業」を、3年間積み重ねてきた学年だそうですわ。感想が楽しみだな!
感想といえば、帰宅したらポストに、上市来小学校の6年生からの感想が、どっさり届いていました。子どもって、すばらしい感性を持っているのよね~。たとえば…
山ちゃんからの宿題 『人のいのちはつながっているか?』について
●山ちゃん、ぼくは、人の命はつながっていると思います。それは、人と人が手をとれば、人と人とがつながっている ということになるからです。それが、たくさんの人と手をつないで、まるくなれば、みんなの手がいっしょになっているから、それと同じで、いのちもまるくなって、人には見えない手でつながっている と思いました。だから、ぼくは、人のいのちはつながっていると思いました。
●7月に戦争のことを調べたよ。そしたらね、私のおじいちゃんとおばあちゃんが、もし死んでいたら私は生まれていないってことがわかったんだ。今までそんなこと考えたこともなかったよ。こういうふうにいのちは、ずっとつながっていくんだよ。命のリレーだね。
こういう言葉が、ちりばめられた手紙を、村末学級の全員からいただきました! ぜ~んぶ紹介したいんだけど、今から泉福寺の無着成恭さんちへ行くので、今日はこのへんで。
