エリック・マリアから山ちゃんへ

2008年11月27日

Izumiへ

 

僕はあなたに会えて、幸せでした。


一年前、あなたは自分の子供たち、友人たちと、

パリでシャンパンを飲んでいました。

パリが最後の旅行先だったんですよね。

 


あなたが自分の心の中に残そうと思っていた命の証しは、

結局、あなたを愛する全ての人たちの、心の中に残っています。

 

 

 

ある日、あなたは僕にこう尋ねました。


「Kenchan、しんだら どこに いくんですか」

 


そう、死んだらどこに行くんだろう。。。

僕は答えるのに時間がかかりました。

 


そして今年の初夏、二人で食事しているときに、こう答えました。

 


「人は、生まれるように死んでいくんだろうね、人の心の中に」

この答えを聞いて、あなたは満足した表情でした。

 

 

人の心は、愛を記憶する場所です。


そして、ある心から他の人の心に、

大切なものの受け渡されることによって、

「永遠」が始まります。

 

 

 

『生きること、尽くすこと』、

 

これはあなたがまだ書いていない本のタイトルです。


あなたが周りに伝えた愛を、この世で一番美しいものであると、

今度は僕たちが理解する番です。

 

 

今、あなたと僕たちの間に距離ができ、

それに僕たちは動揺しています。

 


でも、命が本来持つ力は強いもので、

おのずとその豊かさを増すことでしょう、

この世からあなたがいなくなっても、

そしてそのうち僕たちがいなくなっても。

 

 

だから、あなたに出会えたこと、

あなたの家族がここにいてくれることを、

僕たちは本当に嬉しく思います。

 

「ありがとうございました。」

健ちゃんこと、エリック・マリア

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Chere Izumi
Quelle joie de t'avoir rencontree.
Il y a un an, entouree de tes enfants et de tes amis, tu as bu du 
champagne car Paris serait ton dernier voyage.
La trace de vie que tu voulais laisser dans ton coeur tu l'as laissee 
dans le coeur de ceux qui t'aiment.
Un jour tu m'as demande " kenchan しんだら どこに いくんで
すか"
Ou va-t'on lorsque l'on meurt?
J'ai du prendre du temps pour te repondre.
Et cet ete, nous dejeunions seuls alors je t'ai répondu:
"On nait comme on meurt:
Dans le coeur des gens"

Tu as ete satisfaite de cette reponse.

Le coeur est la memoire de l'amour.

L'eternite existe grace à la transmission de la valeur du coeur dans 
un autre coeur.
"Vivre et donner" est le titre du livre que tu n'as pas ecrit.
A notre tour de prendre comme le plus pure existant sur Terre, 
l'amour que tu as su faire comprendre.
Au travers de cet espace qui nous separe desormais, et de l'emotion 
qui nous transperce, la force de la vie poursuit sa profusion de 
richesses, un jour sans toi, un jour sans nous.
Rejouissons-nous de l'honneur de t'avoir rencontree et de l'existance 
de ta famille.
ありがとうございました。

Eric-Maria, Kenchan

 

 

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エリック・マリアさんから、コメントを寄せていただきました。

そのままこちらに転載しました。(管理者)

 




コメントをどうぞ!

エリック・マリア健ちゃんのメッセージに涙しました。
泉先生は私達の中にちゃんといますよ。
この想いを子供達にも繋げていけたらと思います。
本当の命のバトンタッチが出来る自分でありたいと思います。
泉先生 有難うございます。 エリック・マリア健ちゃん 有難うございます。みなさんに出会えたことに感謝します。

また このブログを残してくださった高文研さんに感謝します。 有難うございます。

投稿者あーちゃんママ:2008年11月27日 22:12

山田 泉様へ
 
私も2004年に乳癌患者となりた。
色々な事を考えました。
でも、ある時期に 私は癌の選手に選ばれたんだ!と思えるようになった時、選手なんだから 何か生きた証を残していかないと・・思えるようになりました。
それには、わたしの体験を伝えていこう!と  と今年から中学や高校で話をさせていただいてます。
私は、先生じゃないから 話し方が下手ですが・・・
辛い体験を伝えるんじゃなく、命 時間 コミュニケーション スキンシップの大切さと、出会いの有難さを・・・

そして、今私のきもちの変化として
何で私が癌になったん?→何の為に癌になったの?→いつか、がんの体に有難う!を言う自分がいる。という気持ちに変わってきてるように思います。


山田さん、私も私なりに 命ある限り伝えていきます、天国から笑いながら見ててください。

でも、一度山田さんにお会いしたかったです。

投稿者kazuko:2008年11月29日 10:02